豆知識

大失敗しないために重要なこととは!?

皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!

「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!

最近のブログでは蓄電池の陥りがちなトラブルとして、よくお客様にご不安の声をいただくポイントを取り上げています。

今回は「大失敗しないために重要なこととは!?」についてを皆さんにお伝えできればと思います。

前回のブログでは、万が一の設置時の事故に備えて、工事会社が「請負業者賠償責任保険」に加入しているかを確認することをオススメさせていただきました。

蓄電池は安価なものではないので、石橋を叩いて渡るぐらいに慎重になられる方が多いですし、私としても、ご家庭の大切な設備になりますので、慎重に考えていただくことはいいことだと思います。

先日、既に蓄電池を導入されたお客様で、あまり考えずに導入されたため、「大失敗だった」とおっしゃるお客様にお会いしました。

そのお客様は他の販売店様で田淵電機の蓄電池をつけられていらっしゃいました。

「EOF-LB70-TK」という型番の「蓄電ハイブリットシステム EIBS7(7.04kWh )」を勧められたが、250万と高く、仕方なく「EOD-LB40C-SY」という型番の「蓄電ハイブリッドシステム EIBS(4.0kWh)」をつけられたそうです。

最初に勧められた蓄電池の約半分の容量ですので、値段も手の届きやすい価格だったのかと思います。しかし、性能としても容量が半分になってしまうと感じられるメリットも少なくなってしまいますので、失敗と感じられているのかと思います。

せっかく蓄電池を導入されるのであれば、皆様に同じように「失敗だった」と感じていただきたくはありませんので、今回は「大失敗しないために重要なこと」をお伝えさせていただきます。

私は、蓄電池を導入する際に重要なことは4つあると考えています。

①何を目的として設置するのかを決める

②事前に光熱費削減のシミュレーションを行ってもらう

③なるべく安い金額で導入する

④信頼できる業者に工事してもらう

それぞれについて詳しくみていきましょう。

①何を目的として設置するのかを決める

まず1つ目は蓄電池の設置の目的を明らかにすることです。設置の目的がハッキリとしていないと、ご家庭にどのような蓄電池が必要なのか分からない状態での購入となり、「思っていたのと違う……」と後悔する原因になります。

蓄電池の「電気を貯めて、使いたい時に使うことができる」という機能は、全ての蓄電池に共通するものですが、容量や設置場所、どんな電気を貯めるモードにするのか、負荷形態は、といった機能は大きな違いが出てくる部分です。

深夜の安い電力を貯めて光熱費の削減がしたいのか、太陽光発電の電気を貯めて自給自足の生活を送りたいのか、屋内に設置するのか、停電時にどれだけの電化製品を使いたいのか……まずはご家庭の蓄電池の設置目的を定めていきましょう。

②事前に光熱費削減のシミュレーションを行ってもらう

2つ目は、ご家庭の状態に合わせたシュミレーションを行ってもらうことです。

蓄電池の導入をされる際に、ご自身でネットで詳しく調べて、このメーカーのこの型番の製品と決めて導入される方もたまにいらっしゃいます。そういった方にも私は一度ご家庭の状況も合わせてシュミレーションをさせてもらうことをお願いしています。

と言いますのも、ネットにある情報はあくまでモデルケースであり、実際に導入されるご家庭が同じ状況だとは限らないからです。

太陽光発電や蓄電池は非常に良い製品なのですが、ご家庭の電気の使用状況や日当たりに影響される発電量によっては、導入をしても光熱費があまり安くならないといったご家庭もございます。必ずしも全てのご家庭でメリットがある製品ではございませんので、導入される前にしっかりとしたシュミレーションを行ってもらうことがオススメです。

蓄電池のシュミレーションの際には、ご家庭の電気の使用状況(月々の電気代だけではなく、時間帯ごとの電気使用量など)や、太陽光発電の設置年度、売電量、停電時に使いたい電化製品のご希望など様々な状況をお伺いすることで、本当にお客様のご家庭導入したのに近い数値を出すことができます。

③なるべく安い金額で導入する

導入を決心されたら、できるだけ安く導入いただくのが負担がないかと思います。ただし、私としては「適正価格」での導入が一番だと思っています。「安かろう悪かろう」ではいけませんしね。

以前、ブログで蓄電池の導入にかかるトータルのコストは「蓄電池の本体価格+工事費用+メーカーごとの有償の保証」だとお伝えしたことがありました。

蓄電池の本体価格だけで、安いかどうかを判断するのではなく、工事費などまで含めたトータルの価格での判断をすることが重要です。

A社:150万円+50万円+10万円=210万円

B社:170万円+20万円+10万円=200万円

例えば、ネットの激安のA社では本体価格をとても安く提示して、大きく掲載されていない工事代が高価だった、といったことも……。

それと比較しますと、本体価格はそこまで安くないB社ですが、工事代金も適正な価格でトータルで見るとA社よりもB社の方が安かったといった話もございます。

また、安さだけで決めて購入された場合、後々の保証やアフターサービスなどのトラブルが起こったといった話も伺います。安すぎる場合にはなんらかの裏があるかもしれないとちょっと疑って見てはいただきたいです。

④信頼できる業者に工事してもらう

これは全ての購入品に当てはまることかもしれません。特にご理解いただきやすいのがマイホームの例かと思います。マイホームを建てられる際の建築会社やハウスメーカーは実績や口コミなども含めご夫婦・ご家族で慎重に吟味されたのではないでしょうか?

前回のブログで、万が一蓄電池の設置中に事故があって蓄電池が損害を受けてしまっても、メーカーの保証の対象外であるといったお話をさせていただきました。(メーカー保証はあくまで適正に使用した状態での蓄電池容量の一定劣化を保証するもの)

電気の工事ですので、不良や不具合があった時、最悪の場合は火災などの危険性がございます。マイホームの建築を依頼するのと同じ様に、蓄電池の設置も信頼できる会社を探したいですね。

この4つのポイントに注意して導入を進めることで、「蓄電池を導入して良かった!」と言っていただけるお客様が増えることが、私の何よりの幸せです。

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