豆知識

太陽光発電との相性

皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!

「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!

最近のブログでは、「蓄電池を売る背景」としまして、なぜ私達の会社が蓄電池販売に取り組むのかについてをお伝えさせていただきます。

今回のブログから、蓄電池と相性の良い製品について取り上げていきます。

まず1つ目の製品として、「太陽光発電との相性」についてを皆様にお伝えできればと思います。

これまでのブログでも「太陽光発電に追加投資をして蓄電池」や、「蓄電池で太陽光発電を有効活用」などといったことをお伝えさせていただきました。

そこからもご想像いただくことができるかと思いますが、太陽光発電と蓄電池の相性はとても良いです。ベストマッチとも言えます。

それは、太陽光発電の弱点を蓄電池が補うことができるからです。

①自家消費

もともと太陽光発電は「自家消費」でご家庭で電気を買わずとも済むようにということで導入されていました。

2009年に太陽光発電の固定価格買取制度が始まってからは、余剰電力の売電による売電収入や、その売電収入が生む経済メリットを目的に導入される方が増え、本来の目的である「自家発電」「自家消費」が忘れられがちです。

しかし、太陽光発電を設置されている平均的なご家庭では、太陽光発電が発電した量のおよそ3割をご家庭で使用され、残りの7割を売電しています。

電気の単価は時間帯によって違い、需要が多い昼間は最も高い価格となります。太陽光発電があることによって、そんな高い単価の電気を買わずに済んでいるのです。

「自家消費」をすると考えた時に、太陽光発電はデメリットがあります。

皆様のご家庭では、ほとんど1日中電気を使っています。(夜間でもエコキュートなどの夜間電力で動くものや、待機電力などにより、人が寝ている時でも何らかの電力は使われているのが現代の状況です。)

しかし、太陽光発電では1日中電気を作ってまかなうことはできません。それは、太陽光発電の電気が太陽の光をあびて発電するものであるので、太陽光がない夜間~明け方や、曇りや雨などの天気が悪い時には発電をしないためです。

蓄電池を設置することで、天気のいい時しか発電しないという太陽光発電のデメリットを補うことができます。

蓄電池は電気を貯めて、使いたい時に使うことができる設備です。

数日間、日本全国の電気を賄えるほどの蓄電技術は実現していませんが、数時間、ご家庭で使用する分の蓄電技術は開発が進み、皆様に導入いただくことができるレベルに発展してきています。

よく「蓄電池は太陽光発電の電気を貯める設備でしょう?」と言われますが、現在普及しているものはそれだけではありません!

蓄電池の「モード」の切り替えで、太陽光発電の電気を貯めるだけではなく、電力会社が供給する電気、特に単価の安い深夜電力を貯めることで経済メリットを出すこともできます。

そんな蓄電池と太陽光発電を組み合わせることで、太陽光発電が発電しない夜間は昼間に太陽光発電が発電した電気を貯めて、1日中太陽光発電で発電した電気で生活を送る「自家消費」の生活が実現できます!

また最近の蓄電池には「AI」を搭載した、賢い蓄電池も販売されています。

「AI」は「Artificial Intelligence」の略で、日本語に訳すと「人工知能」を表します。Aiは様々なシーンで活用が進んでおり、「人間 対 AI(人工知能)」の対決などもテレビ番組で取り上げられることがありますね。

太陽光発電と蓄電池とを合わせて、AIによってマネジメントすることで、一番メリットのある使い方を実現します。

例えば、AI機能のない蓄電池であれば、蓄電池の「モード」(貯める電気の選択)は主導で行わなければいけません。しかし、AI機能があるものでは、AIがその切り替えを担い、最適化をしてくれます。

太陽光発電の電気を貯めるモードであれば、雨の日には太陽光発電が発電しないので蓄電池は十分な充電をすることができず、単価の高い電気を買うことになります。

しかし、AI搭載の蓄電池であれば、AIが翌日の天気予報の情報を取得し、雨だと事前に分かったら、太陽光発電の発電する電気を貯めるのではなく、深夜の安い電気を貯めることに切り替え、高い単価の電気を買わずに済むのです。

②押し上げ効果

もしくは、太陽光発電の売電収入は太陽光発電で発電して、ご家庭で使ったあまりの余剰電力を売って得られるお金ですので、専業主婦で昼間に家事をするご家庭や、2世帯住宅で昼間に滞在する人が多いようなご家庭では、自家消費分が多くなり、売電量が少なくなってしまうということも問題としてございました。

固定価格買取期間の10年間は高値での売電ができるので、ご家庭で使用するよりも、売電をした方がメリットが大きくなる場合が多いです。

そこで、蓄電池を設置して、単価の安い夜間電力を貯めて、太陽光発電が発電している昼間にも蓄電池から放電して、自家消費分を補えば、売電量を押し上げ、売電収入を増やすこともできます。

ただし、この売電量の押し上げは、「ダブル発電」とされ、売電単価が下がってしまう場合もございます。

せっかくの高い単価が下がってしまってはもったいないので、押し上げをご希望される場合は、事前に販売店に「ダブル発電」にならないか、単価が下がってしまわないかをご確認下さい。

③停電時

最後に、停電時に関してです。

「太陽光発電があれば、停電時にも電気が使えるから……。」そう思って太陽光発電を設置された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

太陽光発電の「自立運転機能」で太陽光発電が発電をしているタイミングであれば、その発電した電気を停電時であってもご家庭で使うことができます。

しかし、この「自立運転機能」、手動で自立運転モードに切り替えて、特定のコンセントに繋ぐために延長コードを繋いでいったり、使える家電製品に制限があったり、太陽光発電が発電している時ではないと使えなかったりといったデメリットがございます。

「停電時にも電気が使える生活を送りたい」と思われた時には、太陽光発電だけでは理想の生活は難しいです。

蓄電池があれば「停電時にも普段と変わらない生活を送りたい」と思われても、それに近い生活を実現できます!

そして、停電になっても切り替えが必要ないものや、200VのエアコンやIHなども使えるものなども出てきており、停電時の生活で困るのは嫌だと思われる方にとっては蓄電池は必ず必要なものなのです。

今あげた3つの理由から、太陽光発電と蓄電池はとても相性のいい製品と言えます。

実際に、太陽光発電を設置されている方の多くが蓄電池の導入を検討され、必要性を感じられた方は次々導入されています。

最近新しく建つお家では、「スマートハウス」や「ZEH」を目指して、太陽光発電と蓄電池をセットで導入されるご家庭が増えています。 蓄電池の設置をご検討されているお客様はぜひ参考にしてみて下さい!

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