豆知識

設置場所について

皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!

「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!

本日は「設置場所について」を皆さんにお伝えできればと思います。

施工についてや、大きさ・重さについての回でもお伝えいたしましたが、蓄電池には「屋内設置型」のものと、「屋外設置型」のものがございます。

どういった違いがあるのか、家ではどちらにするのがいいのかなどを今回はお伝えしていきます!

蓄電池は販売された当初は、それなりの大きさのものがほとんどで、設置のために広いスペースが必要となるということがネックになることも多かったです。

しかし、家庭用の蓄電池の普及が進み、多くのメーカーが開発・販売を手がけるようになった近年では、蓄電池の小型化が進んでおり、屋外設置型だけではなく、屋外設置型や壁掛けで設置できる製品も登場しております。

壁掛け設置であれば省スペースでの設置が可能となるので、以前は大きさの問題から設置を諦めていたご家庭でも設置ができる可能性がございます。

以前設置をできないと言われて、諦めていたけれど……というお客様は、ぜひ一度お問い合わせをしてみて下さい!

以前、大きさ・重さの回でもお伝えいたしましたが、改めて、蓄電池の大きさについて下記にまとめております。

屋内設置型:「エアコンの室外機」1台分よりひと回り大きいぐらい

屋外設置型:「エアコンの室外機」2台分よりひと回り大きいぐらい

ご家庭の空いているスペースを想像していただいて、上記の大きさの蓄電池が置けるスペースはありますでしょうか?

置けるだけではなく、施工やメンテナンスの作業場所、蓄電池を設置場所まで搬入するスペースも必要です。

「ここに置けるだろう」と思っても、搬入のスペースが確保できず、クレーンなどが必要になり、工事費が工学になってしまう場合もございます。おおまかな場所をイメージしておいて、詳しくは現場調査などの際に販売店の専門スタッフに確認してもらうのが確実です。

「屋内でも屋外でもどちらでも置けるスペースはあるけれど、どちらがオススメなの?」そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

屋内設置・屋外設置それぞれのメリット、デメリットなども見ていきましょう。

屋内設置

屋内設置の場合には、配線のことを考えると、分電盤及び使用したい機器に近い場所がオススメです。ただし、分電盤があるからといって、お風呂場近くの脱衣所など、湿気のこもりやすい水回りへの設置は避けなければいけません。

蓄電池は重さがある製品ですので、床の耐荷重に問題がないかの確認が必要です。そのため、2階などではなく、1階に設置されるご家庭が多くなっています。

蓄電池は運転時に全くの無音ではなく、多少の運転音が発生します。リビングでテレビの音より大きくて気になるといったことはございませんが、寝室など静かな場所では気になる場合がございますので、それ以外の場所への設置がオススメです。

屋内設置は屋外設置が難しい、塩害地域や寒冷地域などにオススメです。

また、水害にあった際にも屋外設置のものは水没して使えなくなっていても、屋内設置であれば、床上浸水にならない限り、問題なく使用か可能です。そのため、避難所に行かずともご家庭での生活をすることができます。

やはり、容量が大きいものになればなるほど、大きくなり、重くなりますので屋外設置の製品になります。ご希望の容量が大きい場合には屋内設置の製品がない可能性が高いですので、優先順位とバランスを考えることが重要です。

屋外設置

外気温や天気など外部の影響を受けやすい屋外では、屋内に設置する場合より設置の条件が厳しくなります。蓄電池は、湿度や高温などに弱いため、下記のような場所への設置は避けなければいけません。

 ・直射日光が当たる場所

 ・熱がこもる場所

 ・高温多湿な場所

 ・重塩害地域

 ・標高1500m以上の高地

 ・積雪地域

 ・寒冷地域

例えば、重塩害地域と呼ばれる「海岸から50m以内、海水のしぶきが頻繁にかかる、もしくは強風時に海水が直接かかるエリア(※メーカーによって範囲・条件が違う場合がございます。)」には設置できませんので、そういった地域のお家では屋内設置になります。ただし、一部重塩害対応の蓄電池も出てきていますので、場合によっては屋外設置も可能です。

このように、上記にあたる地域でも屋外設置が可能な蓄電池や、設置の工夫をして屋外に設置する場合もございますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

蓄電池は100%安心安全と言える製品ではなく、間違った使い方をすれば、火災などの危険性もございます。

万が一、事故などがあった際に、屋内設置だと屋内での火事になり、被害が大きくなるため、屋外の設置を希望されるお客様もいらっしゃいます。

ただし、屋内設置の方が、屋外よりも設置環境はいいので、屋外よりも屋内の方が外部の影響を受けにくく、危険性は少ないと考えられる方もいらっしゃいます。

どちらも考え方として間違ってはいませんので、実際の設置場所と設置状況とで考えていくのがオススメです。

蓄電池の設置については「消防法」によって規定されています。

例えば、蓄電池設備の規制単位は、電気容量が4,800Ah(アンペア・アワー)・セル以上の蓄電池を対象としており、リチウムイオン電池(ここで紹介する蓄電池)の規定値は約18kWhです。

家庭用の蓄電池で、18kWh以上の製品がないのは、この消防法の規制内での製品を作っているからなのです。

設置場所の土台などにも規制がございますので、詳しくは施工を担当する販売店に確認をして、規定に違反しないように設置しましょう!

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