豆知識

運転開始までの期間について

皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!

「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!

最近のブログでは、「設置・工事・メンテナンス」についてを取り上げています。蓄電池は工事や設置後のメンテナンスも大切ですので、購入を検討されているお客様はぜひ参考にしてみて下さい!

今回は工事に関して「運転開始までの期間について」を皆様にお伝えできればと思います。

前回のブログでは「工事期間について」と題して、蓄電池の工事には約2日間かかることをお伝えさせていただきました。

購入して、工事が終わって、「さあ使えるぞ!」と思われるお客様が多いかと思うのですが、実は運転開始(蓄電池が使えるようになるまで)にはもう少し時間がかかります。

今回はそんな「運転開始までの期間について」を皆様にお伝えしていきます!

前回のブログでも「各種申請手続きには約3か月間かかる」として簡単に取り上げておりましたが、蓄電池は家庭の発電に関する重要な設備であるため、設置してそのまま直ぐに使える訳ではなく、電力会社や国への「申請」が必要となります。そうです、この「申請」が「運転開始までの期間」としてかかってくる期間になります。

どういった申請があるのか、具体的に見ていきましょう。

蓄電池を設置した場合には、下記3つの申請が必要となってきます。

①電力会社との接続契約

②経済産業省への太陽光発電の「変更認定申請」(もしくは「事前変更届出」)

③補助金の申請

それぞれ詳しく見ていきます。

①電力会社との接続契約

定置型の蓄電池はコンセントから電源を取るのではなく、直接接続を行います。太陽光発電の時と同様に、お客様のご家庭の電気の使い方(深夜電力を貯める、太陽光発電の電気を貯めて使うのであまり購入しない)が大きく変わるので、現在契約している電力会社への申請が必要です。

販売店がほとんどの申請を代行して行ってくれますが、お客様のご契約のため、申請に必要な、太陽光発電の設備IDの問い合わせなどはお客様ご自身で行っていただくことになります。契約時の書類や、電力会社から届く「太陽光発電需給開始のお知らせ」と題する書面などが手元にあれば申請がスムーズですので、購入の際に担当の方に見てもらうのがオススメです。

②経済産業省への太陽光発電の「変更認定申請」(もしくは「事前変更届出」)

蓄電池は太陽光発電に加えて使っていきますので、太陽光発電の際にも申請した経済産業省へも、追加設備としての申請が必要になります。

経済産業省資源エネルギー庁「どうする?ソーラー」のホームページにも下記の様に記載されています。

Q. 蓄電池を設置しようと思いますが、FITの変更認定申請は必要になりますか。 FIT認定後に蓄電池を設置する場合は「自家発電設備等の変更」に該当するため、買取期間終了後であっても、廃止届出が受理されるまでは、現行制度の下ではFIT認定事業である以上は変更認定を受ける必要があります。しかしながら、買取期間終了後も、変更認定を受けなければ蓄電池等の設置ができない扱いとすることは合理的でないことから、2019年8月2日に関係法令の改正を行い、買取期間終了後、廃止届出が受理されるまでの間に、FIT認定設備に蓄電池等の設置などの事業計画変更を行う場合は、変更認定ではなく事前変更届出で足りることとしました。

ご家庭の屋根に設置されている太陽光発電でも、れっきとした1発電事業であるので、しっかりとした手続きが必要になります。

この経済産業省の手続きについては「FIT期間内(太陽光発電設置10年以内)」か「FIT期間終了後(太陽光発電設置11年目以降)」かで「変更認定申請」なのか「事前変更届出」なのかが違ってきます。

FIT期間終了後に蓄電池を追加設置されて、自家消費を進められるご家庭が多いことから、「FIT期間終了後(太陽光発電設置11年目以降)」であれば、「事前変更届出」という「変更認定申請」よりも手続きが楽なもので設置できるようにと設定されています。

③補助金の申請

また蓄電池の設置に際して、国や地方自治体の補助金の支給を受けようと考えられているご家庭では、補助金の申請も必要になってきます。

これはその時々によって、補助金の有無も変わってきますので、場合によりますが、補助金の申請もあることは知っておいていただければと思います。

補助金の申請には「前後申請」と呼ばれる、蓄電池の設置前後に申請が必要なものがあります。補助金の枠は決まっていますので、その枠を仮で抑えるような手続きもございます。

申請の手間は増えますが、活用することでお得になる場合もございますので、導入をされることが決まったら、使える補助金がないか確認してみて下さい。

ただし、手間に反して、もらえる補助金の額が少なかったり、特定の条件が必要だったりする場合もございますので、詳しい販売店に相談するのがオススメです。

このように、運転開始までの期間として約3か月間がかかってきました。こちらの期間は現状のもので、少し前には半年や1年かかっている時もございました。申請にかかる期間は、その時々によって変わってきますので、お客様が導入される時にかかる期間については販売店にお尋ね下さい。

そして、運転開始に期間がかかることを知っていただいた上で、導入についてや、そのタイミングなどをご検討いただければと思います!

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