豆知識

家庭で出来るメンテナンス

皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!

「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!

最近のブログでは、「設置・工事・メンテナンス」についてを取り上げています。蓄電池は工事や設置後のメンテナンスも大切ですので、購入を検討されているお客様はぜひ参考にしてみて下さい!

今回はメンテナンスに関して「家庭で出来るメンテナンス」についてを皆様にお伝えできればと思います。

「実際に蓄電池を設置して、メンテナンスとかなにかしなければいけないことはあるの?」そうご不安に思われるお客様もいらっしゃるかもしれません。実際に使い始められるタイミングでは、「お手入れが必要なの?」「故障したらどうすればいいの?」「そもそも故障ってどうやって分かるの?」など、様々ご不安に思われることかと思います。

今回は、皆様のご家庭でも出来る蓄電池のメンテナンスについてお伝えしていきます。

蓄電池のメンテナンスは、基本的には必要がございません。

蓄電池の実物を見られたことがない方が多いのでイメージがわきにくいかと思いますが、蓄電池は電池自体がむき出しになっているなどといったことはなく、”電池ケース”に入っています。

現在流通している蓄電池(リチウムイオン電池)の、ほとんどの製品の電池ケースは金属素材になっています。ですので、「金属素材の箱」をイメージしていただくのが分かりやすいかと思います。

電池自体のメンテナンスをしようと思うと、その電池ケースを開けなければいけません。しかし、「蓄電池の電池ケースを開けること」は危険行為ですので絶対にしないで下さい!!

蓄電池は、同じリチウムイオン電池のPCやスマートホン、モバイルバッテリーなどと比べた時に、ご家庭全体で使うものですので貯められる電気も多いですし、高電圧になっています。

そのため、資格を持たない人が電池ケースを開けて、中の電池を触ってしまうと、感電する恐れがあり、とても危険な行為となっています。

では、蓄電池のメンテナンスと言われた時に何をすればいいのでしょうか?

取扱説明書には下記のように説明があります。(ニチコン「蓄電システム ESS-U1N2/ESS-U1N3」の説明書より抜粋)

1. 蓄電システム下側のフィルターカバーをつまみネジを4本外して取り外し、中のフィルターを取り外す(左右1枚ずつ)  ●フィルターカバーは完全に取り外してください。 2. フィルターの外側から掃除機を利用するなどして、ごみを取り除く  ●フィルター内側は擦らないでください。フィルターが劣化或いは破れてしまいます。  3. 汚れがひどい場合には、フィルター内側からホースで水を噴射して汚れを落としてください。  4. 掃除済みフィルターを蓄電システムに取り付け、その上からフィルターカバーを取り付けてください。  ●掃除時に水を利用した場合には、よく水気を切ってください。  ●取り付け時には、フィルターの外側と内側を間違えないようにしてください。

一言でいうと、フィルターの掃除ですね。

蓄電池は充放電に”熱”を持ちます。その熱を放熱しなければ、金属性の電池ボックスの中にどんどん熱がたまっていってしまい、電池が熱暴走を起こす可能性がございます。熱暴走を防ぐために、吸排気口が設けられています。(上のニチコンの蓄電池だと、「蓄電システム下側」の左右にあるようです。)

吸排気口から異物が入らないようにと、フィルターが設置をされています。そのフィルターがつまったり、塞がったりしてしまったら、発生する熱を排熱することができず大変!

定期的な掃除が必要ということですね。

上に取扱説明書に記載のある手順を書きましたが、フィルター清掃のイメージとしては、エアコンのフィルターや、換気扇の清掃のイメージと似ているかと思います。

頻度としては、ニチコンの取扱説明書によると、リモコンのエラーメッセージとして「前回の点検から1年経過しました。蓄電システム吸排気口周辺の清掃とフィルタの点検および清掃をお願いします。」というメッセージが出るそうですので、このようなメッセージが出たら、掃除をお願いいたします。

掃除をするときの注意点は「水気」です。水は電気を通すので、水を通して感電してしまう可能性が高くなります。上の取扱説明書の中にも「掃除時に水を利用した場合には、よく水気を切ってください。」と記載がありますが、この注意を守ってください。

また、本体を拭きたい、などという場合にも濡れ雑巾などは使わず、乾いた布で拭くようにとの注意書きもございます。

これ以上のメンテナンスが必要とされるような場合には、お客様ご自身での判断で作業は行わず、販売店までご連絡下さい。

長野県・群馬・山梨で太陽光発電・蓄電池をご検討されているお客様へ
ご相談・お問い合わせ・お見積は『Enebuil(株式会社OLYMPUS.)』までお気軽にお問い合わせください。
【mail】earth-eco@kgep.co.jp
【FreeDial】026-266-0705

<対応可能エリア>
長野市、松本市、上田市、岡谷市、飯田市、諏訪市、須坂市、小諸市、伊那市、駒ヶ根市、中野市、大町市
飯山市、茅野市、塩尻市、佐久市、千曲市、東御市、安曇野市

関連記事

TOP