皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!
「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!
最近のブログでは、「蓄電池を売る背景」としまして、なぜ私達の会社が蓄電池販売に取り組むのかについてをお伝えさせていただきます。
ここ最近は特に、蓄電池と相性の良い製品について取り上げています。
5つ目の製品として、「電気自動車との相性①」についてを皆様にお伝えできればと思います。
実は、私どもの会社は「電気自動車」も商品として取り扱っている次世代の電気屋さんです!
電気自動車は”電気”と入っていますが、家電量販店などの電気屋さんでは取り扱っておらず、車のディーラーなどで販売されています。私どもは電気屋さんなのですが、エコな生活には電気自動車も必要と考えて、販売製品の一つとして取り扱っています!
今回はそんな電気自動車に関して、蓄電池との相性をお伝えしていきます。
そもそも電気自動車ですが、皆様の身の回りに乗られている方はいらっしゃいますでしょうか?電気自動車の充電スタンド(電気を充電するところ、電気自動車のガソリンスタンド)をご近所で見かけたことがありますでしょうか?
「電気自動車に乗っているという話はあんまり聞かないな。」「充電スタンドは高速のサービスエリアとかでは見たことがあるけど、身の回りではあんまり見かけないね。」
こういったお答えになるかと思います。
日本ではまだまだ普及が進んでいない電気自動車ですが、世界規模で見てみると、お隣の国、中国では爆発的に普及が進んでおり、ヨーロッパでも急速に普及してきています。
そして、日本でも今後普及が進んでいくと考えられています。
ちょうど菅首相が就任演説として、昨秋に、2050年にCO2(二酸化炭素)など温室効果ガスの実質排出ゼロをめざす「2050年カーボンニュートラル」の実現を掲げられました。そして今年の1月に始まった国会での施政方針演説で、国内販売車の電動化について「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と表明をされました。
この表明が実現すると、約15年後には新車が全て電動車になるということです。ちょっと今考えると信じられないですが、気がついたら電気自動車をはじめとする電動車が当たり前の世界が来るのですね。
今、電動車といった言葉が出てきました。電気自動車とは違うのと思われた方もいらっしゃると思うので、そもそもの自動車の種類などを見ていきます。
電動車の種類 | 略称 | 一言で言うと |
電気自動車 | EV(Electric Vehicle) | 100%電気(モーター)で動く自動車 |
ハイブリッド自動車 | HV(Hybrid Vehicle) | ガソリン車と同様にガソリンで走行し、同時に電気を発電。発電した電気とガソリンのハイブリッドで走行する自動車 |
プラグインハイブリッド自動車 | PHV(Plug-in Hybrid Vehicle) | HVを充電できるようにした自動車 ガソリンと電気のどちらでも走行可能 |
燃料電池自動車 | FCV(Fuel Cell Vehicle) | 水素を燃料として自家発電して走行する自動車 |
「電動車」とは、バッテリーに蓄えた電気エネルギーをクルマの動力のすべてまたは一部として使って走行する自動車の総称で、上記の4種類の総称です。
100%電気で動くのは電気自動車(EV)ですが、4つのどの自動車もガソリン車よりもCO2の排出量が少なく、エコだとされてます。電気自動車はガソリンを使わず、100%電気で走行するので、走行時に排出されるCO2はゼロになります。
以前のブログで、電気自動車に使われる電池は、蓄電池と同じ「リチウムイオン電池」である、ということをお話しさせていただきました。
各自動車メーカーから電気自動車が販売されていますが、それぞれのバッテリー(蓄電)容量はどれぐらいなのでしょうか?
メーカー | 車種名 | バッテリー容量 | EPA航続距離 |
日産 | リーフe+X | 62kWh | 364km |
三菱 | i-MiEV X | 16kWh | 91km※推測値 |
マツダ | MX-30 | 35.5kWh | 256km |
本田 | Honda e Base | 35.5kWh | 196.3km※推測値 |
テスラ | Model S | 100kWh | 555km |
ベンツ | EQC 400 | 80kWh | 400km |
日本の電気自動車で有名なのは日産のリーフかと思います。リーフのある車種のバッテリー容量は62kWhで、国産車では最大になるかと思います。
海外の電気自動車に目を向けてみると、「テスラ」は車が好きな方でしたら名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?テスラのあるモデルのバッテリー容量はちょうど100kWh!リーフよりも大きい容量を持つのですね。
電気自動車のバッテリーを制作する会社の1つに「フォーアールエナジー株式会社」という名前の会社がございます。
グローバル市場におけるエネルギー貯蔵のソリューションとして、4R事業の検討を共同で進めるべく、日産自動車株式会社と住友商事株式会社によって2010年9月に設立された会社です。
日産リーフ(電気自動車)に使われるバッテリーを再生し、再度電気自動車として活用したり、大型蓄電施設として活用したり、様々な用途で再利用をしています。
実際に活用されている事例として、住友商事と「甑島・夢洲プロジェクト」と題して大型蓄電池が設置されていたり、セブンイレブンでは「再生エネルギー100%店舗の実証実験」が実施されていたりします。
電気自動車のバッテリーとして寿命まで活躍するだけではなく、更にその先の活躍・再利用も進んでいるのですね。
実はこの会社、少し前まで家庭用の蓄電池「エネハンド」を生産しており、蓄電池の主要メーカーでした。
多くのお客様が導入いただいていたのですが、家庭用蓄電池販売については2019年5月末日をもって販売を終了し、撤退されています。そして現在は電気自動車のバッテリーの生産に主軸を移しているのです。
家庭用の蓄電池を生産するよりも、電気自動車事業の方がいいという経営判断だったのでしょうが、他の蓄電池メーカーが同様のことにならないか不安はありますね。 電気自動車について、語りすぎてしまいましたので、蓄電池との相性に関しては、次回のブログでお伝えさせていただきます。
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