豆知識

自然災害の多さ~地震編~

皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!

「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!

今回のブログから、「蓄電池を売る背景」としまして、なぜ私達の会社が蓄電池販売に取り組むのかについてをお伝えさせていただきます。

近年、蓄電池に注目が集まっておりますが、「なぜ蓄電池が注目されているのか」まずはその理由についてお伝えできればと思います。

今回はその理由の2つ目としまして、「自然災害の多さ~地震編~」についてを皆様にお伝えできればと思います。

前回のブログでは台風の数と、台風による停電に関してお伝えさせていただきました。日本で災害と言えば、地震。今回は「自然災害の多さ~地震編~」として、地震に関してお伝えしていきます。

ちょうど今年、2021年で「3.11」から10年を迎えました。

2011年3月11日(金) 14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震は、「東日本大震災」と呼ばれ、大きな揺れや、大津波、火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2000人余の死者・行方不明者が発生しました。

また、この地震に伴う福島第一原子力発電所事故による災害も含めて、「東日本大震災」と呼ばれます。

福島第一原子力発電所におけるメルトダウン発生は、日本に限らず、世界各国で大きな衝撃を与え、改めて原発のあり方が見直されています。

日本でも、この事故を踏まえて、現在は原発の多くが、その運用を停止しています。

一般社団法人 原子力安全推進協会のホームページによると、現在日本に存在する原子力発電、33基のうち、運転中(発電中)のものは4基のみで、あとの29基は停止中となっています。

原子力発電所の事故もあり、まれにみる大きな被害を出した地震だったのですが、そこまでの被害規模ではなくとも、日本では年間で約20回程度はマグニチュード6を超える地震が発生しています。

今回はそんな地震について見ていければと思います。

日本の自然災害は「被災者生活再建支援法」という法律で細かく定義されています。その法律の中で、地震は「地下の岩盤(プレート)がぶつかりあったり、すれ違うことによって起こる現象。地下の岩盤がずれに耐えきれなくなったときに揺れを引き起こす。」と定義されています。

この地下の岩盤(プレート)が分かれていないところでは地震が起こることはありません。日本はこのプレートの境目にちょうど位置しているので、数多くの地震が起こる地震大国なのです。

プレートは全部で十数枚あるのですが、日本はそのうち、下記の4つのプレートがぶつかり合う場所に位置しています。

・ユーラシアプレート

・太平洋プレート

・北米プレート

・フィリピン海プレート

プレートは毎年数cmずつ動いており、陸のプレートが海のプレートに引きずられて一緒に沈み込み、歪みを生じます。

そして、その歪みに耐えられなくなると、陸のプレートはもとに戻ろうと跳ね上がります。

この時発生するのが地震です。海では、海底が急に盛り上がってきて、その上の海水全体が持ち上げられ、海面が盛り上がり周りに伝播します。これが津波です。

気象庁のホームページに世界の地震回数と日本の地震回数が掲載されていたので見てみましょう。

表1 世界の地震回数(1年間の平均:USGS(アメリカ地質調査所)による)

マグニチュード回数(1年間の平均)備考
M8.0以上11900年以降のデータによる
M7.0 – 7.9171990年以降のデータによる
M6.0 – 6.91341990年以降のデータによる
M5.0 – 5.91,3191990年以降のデータによる
M4.0 – 4.913,000推定値
M3.0 – 3.9130,000推定値

表2 日本及びその周辺の地震回数(1年間の平均)

 ※2001年~2010年の気象庁の震源データをもとに算出

マグニチュード回数(1年間の平均)
M8.0以上0.2(10年に2回)
M7.0 – 7.93
M6.0 – 6.917
M5.0 – 5.9140
M4.0 – 4.9約900
M3.0 – 3.9約3,800

表3 日本及びその周辺の地震回数(2011年)

 ※気象庁の震源データをもとに算出

マグニチュード回数(2011年)
M8.0以上1
M7.0 – 7.98
M6.0 – 6.9107
M5.0 – 5.9665

表1と表2を比較してみると、日本及びその周辺では、世界で起こっている地震のほぼ1/10にあたる数の地震が発生していることが分かります。

また、表3は、冒頭に話題に上がった東日本大震災が起こった時の1年間の地震の回数です。表2と見比べると、その回数の多さがよく分かります。余震活動が極めて活発に起こったため、表2で示された、1年間の平均を大きく上回る数の地震が起こっていたのです。

年間にこれだけの数の地震が起こっており、「南海トラフ地震」と呼ばれるような大型の地震がまたいつ起こってもおかしくないとされています。

前回の台風のブログでもお伝えさせていただきましたが、災害後の停電や避難所生活も大変なことであり、考えておかなければいけないことです。

何日間で地震後の復旧がなされるのかはその時々によるため、長期化すると考えて、備えをしておくべきです。

太陽光発電と蓄電池が揃ったお家であれば、停電をしていたとしても電気を使うことができ、夜でも灯りのある暮らしが遅れたり、温かい食事ができたり、テレビで情報収集ができたりといったことがあります。 万が一の災害に備えて、蓄電池があると、より安心ですね。

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