皆さん、こんにちは。Enebuil(株式会社OLYMPUS.)の長谷川です!
「長野県をエコ県 日本一にする」を目標に、電気自動車充電設備・太陽光発電・蓄電池・電気自動車の施工販売を行っている会社です。あと、新電力会社なんかもやってますので、電気周りは全部お任せいただけます!
今回のブログから、「蓄電池の展望」としまして、今後の蓄電池はどうなっていくのか、技術の革新や市場動向などを取り上げていきます。
蓄電池に関わる単語は普段耳慣れない言葉も多いので、展望をお話する前にまずはよく出てくる単語の解説からできればと思っております。
まず今回のブログでは、「EV、PHV」という2つの単語についてを皆様にお伝えしていきます!
「EV」と「PHV」、これらはどちらも自動車、時に電動車に関する単語です。自動車に興味がある方は聞いたことがある単語かと思います。
また、最近では、菅首相が「2050年カーボンニュートラル」の実現のために、国内販売車の電動化について「2035年までに新車販売で電動車100%を実現する」と表明されたことでも注目を集めています。
答えから言ってしまうと、「EV=Electric Vehicle=電気自動車」「PHV=Plug-in Hybrid Vehicle=プラグインハイブリッド車」のことを表しており、それぞれの電動車の略称になっております。
この2つは電動車4つのうちの2つに当たる訳ですが、これ以外の2つはなにになるのでしょうか?
下に表でまとめてみました。
電動車の種類 | 略称 | 一言で言うと |
電気自動車 | EV(Electric Vehicle) | 100%電気(モーター)で動く自動車 |
ハイブリッド自動車 | HV(Hybrid Vehicle) | ガソリン車と同様にガソリンで走行し、同時に電気を発電。発電した電気とガソリンのハイブリッドで走行する自動車 |
プラグインハイブリッド自動車 | PHV(Plug-in Hybrid Vehicle) | HVを充電できるようにした自動車 ガソリンと電気のどちらでも走行可能 |
燃料電池自動車 | FCV(Fuel Cell Vehicle) | 水素を燃料として自家発電して走行する自動車 |
「電動車」とは、バッテリーに蓄えた電気エネルギーをクルマの動力のすべてまたは一部として使って走行する自動車の総称で、上記の4種類の総称です。
100%電気で動くのは電気自動車(EV)ですが、4つのどの自動車もガソリン車よりもCO2の排出量が少なく、エコだとされてます。
電気自動車はガソリンを使わず、100%電気で走行するので、走行時に排出されるCO2はゼロになります。主な国産車のEVは「日産 リーフ」や「三菱 i-MiEV」です。
プラグインハイブリッド車(PHV)はガソリンとガソリン走行で発生した電気とで走るハイブリッド車を、コンセントからの充電を可能にした製品です。
電気自動車のように、充電スタンドやご家庭から充電することができるようになっており、またエンジンも搭載されているので、ガソリンで走ることもできます。主な国産車のPHVは「トヨタ 新型プリウスPHV」や「三菱 アウトランダーPHEV」です。
※PHVとPHEVはメーカーの呼び名の違いで、どちらもプラグインハイブリッド車のことを示します。
なぜ蓄電池のことについて話すのに電動車(EVやPHV)のことを取り上げるかというと、蓄電池の電池と、電気自動車などに使われているバッテリーが同じ電池だからです。
家庭用の蓄電池には「リチウムイオン電池」と呼ばれる電池が使われています。電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリーにも、これと同様にリチウムイオン電池が使われています。
リチウムイオン電池に使われる、リチウム(Li)や、コバルト(Co)などの希少金属は発掘できる国やその生産量が限られているため、たくさんの人がほしがっても、その供給を増やすことができない素材です。そのため、製造されるリチウムイオン電池にも上限があり、今後蓄電池と電気自動車、双方の需要が拡大すれば、数に限りのあるリチウムイオン電池を巡って取り合いが起こったり、価格が高騰したりする可能性がございます。
リチウムイオン電池以外の電池での商品化に向けての研究も進められてはいますが、まだどれも研究途上で商品化までには至っておらず、しばらくはリチウムイオン電池をどう配分して使っていくかが問われているのです。
「電気自動車って今乗っている人が身近にいないけど、今後普及が進むの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
冒頭にも申し上げましたが、環境対策として電動車の普及を国が推進することが表明されました。
その表明が実現すると、約15年後には新車が全て電動車になるということです。ちょっと今考えると信じられないですが、気がついたら電気自動車をはじめとする電動車が当たり前の世界が来るのですね。
これまでも電気自動車自体の販売はされていましたが、そこまで普及が進んでいない原因として「インフラの整備が不十分」ということがあげられます。
ガソリン車はガソリンの給油で駆動しますが、電気自動車はそれに変わるものとして、充電スタンドで電気を充電します。
ガソリン車に関しても、ガソリンが切れそうでヒヤヒヤした思いをされたことがある方は多いと思いますが、電気自動車に関しても、電気を充電できる設備がないと充電ができず車が動かなくなってしまうので、死活問題です。
ここで皆様に考えていただきたいのは、身近で電気自動車の充電スタンドを見かけられたことはございますでしょうか?もしくは、ガソリンスタンドと、充電スタンドとどちらが多く見かけますでしょうか?
充電スタンドが十分に設置されていないこと、これが電気自動車の普及を阻む1つの課題でした。
他にも様々な要因はありますが、この充電スタンドをはじめとするインフラ整備が、ガソリン車に比べ、整っていないことが大きな問題です。
今後は国主導で、充電スタンドの整備や、充電設備をより充電速度が早いものへ更新するなど、インフラの整備が必要となってきます。
そうすることによって、電気自動車をはじめとする電動車の普及も進んでくるのでしょう。
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